電動機事業

(モーター、発電機)

設備一覧

クレーン

天井クレーン
  • 主作業床 20TONホイスト・15/5TONホイスト・5TONホイスト
  • 出荷棟 5TONホイスト
  • 機械加工床 2.8TONホイスト
  • 小物作業床 1TONホイスト
20t クレーン
20t クレーン
旋回クレーン
1TONホイスト×7

交流電動機試験設備

交流同期発電機を交流電動機で駆動。インバーターでの回転コントロールによりハーフサイクルロックができ、大容量機の起動が可能です。また、発電機の励磁電流を任意に設定できるため、電圧を無段階に調整できます。

試験パターン
  • (1) 3相・500~3300V・MAX70A・5~65Hz
  • (2) 3相・250~1650V・MAX140A・5~65Hz
  • (3) 3相・1000~6600V・MAX35A・5~65Hz
  • (4) 3相・60~440V・MAX262A・5~65Hz
全電圧で試験運転できる電動機容量
  • (1) 3300Vクラス・1400KW
  • (2) 6600Vクラス・1000KW
  • (3) 440Vクラス・1200KW

極数などによる差異があるため、目安としてください。

動機回転数での空転試験ができる電動容量
3300Vクラス・4000KW

直流電動機試験設備

シリコン整流器及びサイリスタ整流器により直流電源を発生させ、主回路・界磁電圧を調整することにより回転速度を設定し直流電動機の試運転を行います。

直流電源容量
  • (1)主回路電源
    (サイリスタ整流器 750V・85A・63KW)
  • (2)界磁電源
    (サイリスタ整流器 240V・100A・24KW)
試運転実績
1400KW/750V電動機について、上記電源を最大限生かし最大回転数にて無負荷運転実施実績あり。

巻線(絶縁)関係の試験

耐電圧試験器
(1)試験容量
20KVA
  • ○20KVA・1A(設定500mA~2A)
  • ○10KVA・2A(設定500mA~2A)
巻線絶縁試験器

線間レアーショートのチェック、巻線巻数の違い・結線違いのチェック

  • (1)高圧
    (NWT-130LB 明光電波工業(株) 製) 出力電圧0~28KV インパルス波1~3μsec×30~50μsec
  • (2)低圧
    (NWT-103SLB 明光電波工業(株)製)出力電圧0~4KV インパルス波1μsec× 40μsec

定盤

2.5m×5m
交流電動機・交流発電機の故障原因は絶縁破壊によるものが多く、稼働中のプラントでは1台の電動機の停止が莫大な損害を与えることにもなります。そこで、電動機巻線の絶縁劣化程度を的確にとらえ、定期的に診断し計画的に整備・更新し突発事故を防ぐために絶縁診断を行う必要があります。当社では下記の各試験を実施できる装置を用いて高圧電動機・交流発電機の絶縁診断が可能です。

高圧電動機絶縁診断
高圧電動機絶縁診断
直流吸収試験
直流高圧絶縁試験器(DC-25A特/E-60)他を使用し、電流ー時間特性から吸湿、温度ー絶縁抵抗特性から劣化程度の判断を、また絶縁抵抗ー電圧特性から直流破壊電圧の推定をする。
Tanδ試験
高圧自動タンデルタ測定器(DAC-ASM-7)他を使用し、電圧ーtanδ及び温度ーtanδ特性から吸湿・乾燥、ボイドの状態、劣化の程度を推定する。
交流電流試験
耐圧試験器他を使用し、電圧ー充電電流特性から電流増加率(△I)第1電流急増電圧、第2電流急増電圧を求め、劣化程度、残存BDVを推定する。
部分放電試験
部分放電測定装置(QMシリーズ)を使用し、見掛けの放電電化により絶縁性能を判定する。

乾燥設備

真空乾燥炉は、大型電動機の整備に於いて洗浄する事による巻線内部に浸入した湿気を短時間で引出し、乾燥させるのに有効な設備です。

真空乾燥炉
真空乾燥炉
容量/容積
幅4m×奥行き4.8m×高3.5m
対応可能重量
台車能力30TON(但し、工場クレーンは最大20TON)
真空度
最高真空度/3トール
最高加熱温度
  • 実績ベース/130℃
  • 最高設定温度/150℃
  • 真空加圧含浸装置
    形成目寸法 含浸槽 樹脂タンク
    サイズ Ф2500×3000L Ф1800×2500L
    内容積 18.4m³ 8.05m³
    材質 SUS304 SUS304
    最高設計圧力 0.9MPa 0.8MPa
    最高使用圧力 0.7MPa 0.19MPa
    最高設計温度 70℃ 40℃
    最高使用温度 50℃ 10℃
    真空保持圧力 267Pa 267Pa
    真空加圧含浸装置